安いDTMデスクの中でおすすめランキングを作ってみた!
本格的なDTMデスクを買おうとすると、デザインやブランドなどの付加価値がついて「30万円~50万円」もします。
正直、机のために数十万円も出すのは勇気がいりますよね...?
そんな方のために、今回は約10分の1の値段で販売されているDTMデスクをおすすめ順に紹介していきます。
(ここでいう「安い」というのは「約4~7万円台」のことを指します。)
またページをスクロールしてもらえれば、予算を1~2万円以内で抑えたいという方向けに、おすすめDTMデスクを紹介しているのでチェックしてみてください。
それぞれの作曲スタイルに合ったDTMデスクを選ぶべき
「作曲をすべてソフト内で完結する方にとって、大きすぎるDTMデスクは必要ありませんよね?」
このようにDTMデスクを選ぶ上で大事なのは「自分の作曲スタイル」に合っているかどうかです。
マウスのみで打ち込みする方
ソフト音源を使用してマウスのみで打ち込み、ミックス、マスタリングもすべてソフトで完結する方は、スピーカーとPCを置けるだけのスペースがあれば十分です。
凝ったDTMデスクを購入するよりも、音源にお金を投資した方が賢いと思っています。
MIDIキーボードを使用する方
大前提としてMIDIキーボードを置けるだけのテーブル幅が必要になります。
また、PCキーボードと場所が競合してしまうため、サブテーブルが備わっているタイプのDTMデスクをおすすめします。
ハード機材をたくさん持っている方
持っている数によりますが、収納力のあるDTMデスクに加えて、耐荷重が50kgほど必要です。
別途、収納ラックを購入してDTMデスクと並列させるのも良いかと思います。
1位: KWD-100 (Pro Style)
おすすめランキング第1位は、株式会社ミュージックランド「Pro Style」がプロデュースしている「KWD-100」です。
Pro Styleは、これまでも「KWS-16PLUS(生産終了)」などの人気機種を販売しており、10万円以下で購入できるDTMデスクとしては有名なブランドです。
価格は2018年11月現在で「39240円(税込)」と、DTM専門デスクとしてはリーズナブルでお求めやすくなっています。
おすすめポイント:収納性が高い
二段タイプの机になっているため、PCモニターとキーボードに使うスペースをそれぞれ分けることができます。
また、PCモニターの下には2つの空洞ができるため、「オーディオインターフェイス」や「ミキサー」「MIDIコントローラー」「ハードシンセ」「マイク」などを収納することができます。
わざわざデスク横に、ハード機材を収納するための「ラック」や「ボックス」を設ける必要がないのは、ものすごくありがたいですよね?
さらにメインテーブルの下には、MIDIキーボードを収納することができる「サブテーブル」が備わっており、61鍵のMIDIキーボードまでなら横の幅に収まります。
本来テーブルが1つだと、PCキーボードとMIDIキーボードが面積を奪い合ってしまい、2つの同時操作が難しくなります。
しかしサブテーブルの存在によって「ゆとりあるスペース」がうまれ、ごちゃごちゃした作業環境が一新するのです。
サブテーブルって手前に引き出せるの?
KWD-100の商品画像を見ると「これ...サブテーブル手前に引き出せるの?」と心配になる方はいらっしゃると思います。
サブテーブルにMIDIキーボードを置くと、引き出しの中で演奏しなければいけないように見えますよね?
しかし安心してください!サブテーブルは上記画像のようにスライドして手前に出すことができます。
なのでMIDIキーボードを演奏するときだけ、手前に引き、使わない時は奥にスライドしておくだけでOKです。
選べるカラーは2種類
- BLACKカラー
- WHITEカラー
Macユーザーの方は「WHITE」がオススメです。
理由はシルバーカラーのモニター、ホワイトのキーボードとマウスが白を基調としたDESKにマッチするからです。
またBLACKカラーのデスクに機材を載せると、落ち着きのある黒色が「大人っぽさ、おしゃれさ」を演出してくれます。
暖色の照明と非常にマッチして、部屋に入るたびに作曲のモチベーションが向上するので、どちらでもよいという方は黒を推奨します。
気を付けてほしい点
KWD-100の横幅はメインテーブルが122cm、サブテールが100cmです。
そのためMIDIキーボード88鍵(横幅130cm)を使用している方は、本体がテーブルに収まりきらないので注意が必要です。
体が当たってしまったときや、地震などの大きな揺れでモニターが床に落下することがあります。
そのため一番上にPCモニターを設置するレイアウトを考えている方は、固定器具などを使用することをオススメします。
2位:WS-01(Euro Style)
おすすめランキング2位に挙げるのはEuro Styleブランドの「WS-01」になります。
1位の「KWD-100」に比べるとおよそ1万5000円ほど値段が上がりますが、メインテーブルの面積が広いため、ハード機材が多い方でもゆとりのある作業環境が作れます。
また画像を見ていただくと分かる通り、机の足部分に「キャスター」がついています。
デスク上が重たいハード機材で埋め尽くされたとしても、模様替え時に移動するのがとても簡単です。
おすすめポイント:奥行きのあるテーブル
「PCモニター」や「スピーカー」を設置する二段目のテーブルに注目してください。
3本の支柱がメインテーブルの外側についているため、階段のようになっています。
斜めになっていることで、メインテーブルと二段目のテーブルが重ならないので、機材を置くスペースが一気に広くなりました。
また、KWD-100では難しかった「88鍵MIDIキーボードの設置」も少しはみ出すくらいでテーブルに載せることができます。
比較的物が溢れやすいDTMerにとって、WS-01は「余裕をもった作業スペースの確保」ができるのでおすすめポイントとして挙げさせてもらいました。
サブテーブルが短いのはなぜ?
メインテーブルに比べると、サブテーブルの横幅が短いことにお気づきになるかと思います。
私自身も「MIDIキーボードがはみ出ちゃうじゃん!」と思っていたのですが、実はこれ「PCキーボードトレイ」でした。
つまり、サブテーブルにPCのキーボードを置いて、メインテーブル上にMIDIキーボードを置くというわけです。
詳しくはMUSICHOUSEFRIENDS様がアップロードしている下記YouTube動画を参考にしてみてください。
3位:KWD-200(Pro Style)
おすすめ3位に挙げたのは、Pro StyleブランドのDTMデスク最新機種である「KWD-200」です。
KWD-100との明確な違いは「かっこいいデザイン」と「収納面積の拡大」です。
横幅が122cmだったKW-100に対して、KW-200は150cmまで長くなっており、奥行きも60cmから75cmまでアップしています。
購入前に注意しておきたい点
当たり前ですがデスクが広くなった分、部屋の中を奪われるスペースが大きくなるので注意が必要です。
また、KW-100と同じくMIDIキーボードを置くためのサブテーブルは、100cmのまま変わっていないため、61鍵キーボードまでしか収納できません。
PCモニターの配置場所が無いのでは?
左右の二段テーブルにモニターを設置すると「PCモニターの設置場所なくない?」と疑問に持つ方もいらっしゃるかと思います。
PCモニターの設置場所は二段テーブルの間にある「水色で囲った箇所」になります。
予算1~2万円以内で抑えたいという方
机に払うお金があったら「機材に投資したほうがマシ!」との意見もあります。
確かに4、5万円あれば優秀なソフト音源やハード機材が1つ手に入りますよね...
そんな方のために、1~2万円以内で「収納性抜群」「MIDIキーボードが置ける」DTMデスクの代わりとなる机を紹介します。
棚付きL字型デスク(NoRZYショップ)
楽天ショップ「NoRZY」から販売されている「棚付きL字型デスク」はDTMデスクとしても十分に活用することができます。
棚が付属されているため、ミキサーやコンプレッサー、オーディオインターフェイスなどのハード機材、曲作りの参考となる本などを十分に収納することができます。
二段テーブル(フリーラック)は付いていますが、幅が狭いため、PCモニターを置くには不十分です。
またL字テーブルそれぞれの横の長さは156cm、146cmのため「88鍵キーボード」も載せることができます。
L字デスク「Sesse(セス)」
Sesse(セス)の値段は12940円と、前述したL字デスクと比較して約5000円近く値段が安くなっています。
縦横それぞれのテーブル幅は「120cm」「140cm」とやや狭くなっていますが、作業環境としては問題ないレベルです。
また、棚を左右好きなほうに動かすことができるので、作業しやすいよう自由にレイアウトを組み替えることも可能です。
ただ耐荷重はメインテーブルが30kgなので、ハード機材を積みすぎてしまうと、板が割れてしまう恐れがあります。
ご自分の曲作り環境に合わせて、商品の購入を検討すべきかと思います。
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