エレキギターのミックスにおけるEQの使い方

   

 

今回は「エレキギターのミックスのEQ編」ということで、できるだけ分かりやすく説明していこうと思います。

 

ただ、録音された実際のエレキギターではなく、ソフト音源を使用する人に合わせています。

また、ミックスの知識に関しては、これまで読んできた雑誌や教本を軸としていますが、自己流も多く含まれるのでご了承ください。

 

使用する機材とデモ音源

使用する機材

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エレキギターの音源はお馴染みの「Erectri6ity」を使います。

(詳しくは⇒ ギターのソフト音源「Electri6ity」の使い方を解説してみる!)

 

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そしてEQのプラグインにはWAVES社の「Q10」を使うことにします。

ただやることは同じなので、DAWソフト内臓のEQでもフリープラグインのEQでも構いません。

 

デモ音源

キャプチャ5

 

 

ちょうど1年前に作ったボツにしたオリジナル曲のイントロを抜き出しました。

この音源はギター単体なのでEQ処理がさほど重要に感じないと思われますが、ドラムやベース、ボーカルと重なったときに音割れや音埋もれが発生します。

なのでEQプラグインを使い、出来る限りスッキリとしたエレキギターに仕上げていきます。

 

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1.低域をばっさりカットする

 

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私の場合、聞きやすい音源を作るためにエレキギターの低域カットは欠かせません。

大体80~100hzくらいまでをばっさりとカットします。

 

これはキック(バスドラ)の目立つ帯域である64hzと重なることを避けるため、そしてベースの低音を埋もれさせないようにするためです。

上記音源を再生してみると分かるとおり、良い意味でも悪い意味でも「低音のモコモコした部分」が取れていると思います。

 

 

ただ作っている曲の楽器編成によってカットする帯域は大きく変わります。

 

例えば、ドラム、ギター、ベース、ボーカルのような3ピースバンドの場合、ギターの存在感を主張しなければなりません。

そのため、80hzまでのカットだとスカスカの曲になってしまうので30hzくらいまでに抑えておきます↓

 

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それに比べ、ベース&ギター&ボーカル&ストリングス&キーボード&ブラス&エフェクトのような編成の曲はギターが主張しすぎるとバランスを崩してしまいます。

この場合100hzから最大で200hzまで大幅にカットすることをおすすめします。

 

2.耳障りな帯域をカットする

 

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低音域のカットが終わったら、上記画像のようにどこでもいいので帯域をブーストさせます。

ブーストさせたら、音源を再生しながら耳障りな帯域を探していきます。

 

聞いて分かるとおり、デモ音源だと4.6khz付近が一番聞きづらく、耳に負担がかかる帯域でした。

このように音がキンキンしたり、酷い音割れが生じた場合、帯域音量をだいたいー2db~-5db(各自お好きなように)までの間に下げて生きます。

 

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今回は4.6khzと4khz、2.2khz、740hzの合計4箇所のボリュームを下げました。

微妙な違いかもしれませんが、この作業をしておくとマスタリング時に音圧を上げてもキンキンした音になりにくいです。

 

これでEQ処理の初期段階が終了です!

 

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目立たせたい帯域をブースト

ギター単体でのEQ処理は終わりましたが、ここから先が一番難しくなります。

曲を作っていくなかで、ボーカルやベース、ドラムとのバランスを考えるようになります。

そのため各パートの音量はもちろんのこと、ぶつからないようにさらに帯域をカットしたり、目立たせたい帯域をブーストさせたりします。

 

私の場合先ほどの初期処理で帯域をカットしておき、後からブーストさせるやり方をとっています。

キャプチャssssssssssss

 

同じEQでブーストさせるごちゃごちゃしてしまうため、新しく別にEQをインサートします。

 

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このように2個目のEQはブースト専用として使います。

高音の抜けが悪かったため、7khzから9khz付近を+3dbくらい持ち上げています。

また680khz付近を持ち上げて、低中音域をがっしりとした太さに仕上げました。

 

まとめ

1.80~100hz以下をばっさりカット(低域のカット)

2.音を流しながら、キンキンする音を探す(耳障りな帯域のカット)

3.他の楽器と合わせて音を仕上げていく(目立たせたい帯域をブースト)

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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