【Cubase】ノーマライズ機能を使用して音を大きくする方法
2016/05/12
今回は録音したギターやベース、ボーカルなど、
さらにはオーディオ化したMIDIデータの音を大きくする方法を解説します。
この音小さいな...→そうだコンプレッサーで音圧を上げよう
↑やめましょう
こちらの音源はハイハットのMIDIをオーディオ化したものです。
聴いていただけると分かるのですが音が非常に小さいですよね?
ここで利用する機能がノーマライズです。では順にやり方を書いていきます!
1・大きくしたいオーディオを選択
2・メニューからオーディオ→機能→ノーマライズをクリック
するとこういう画面が表示されます。
最大レベルを【-1.00db】に設定して【処理を実行】をクリックします
3・音が大きくなる
これで音が適切な音量に調節されました!波形も大きくなってますよね??
ここまで約10秒の作業です。とても重要な作業なので覚えておいた方がいいです!
ハイハットだと差がわかりづらいかもしれませんが、
ハイハットはオーディオ化すると小さくなってしまいがちなので、
ノーマライズ機能を活用することをオススメします。
こちらのオーディオデータは【ドラム 打ち込み】 MIDIパターン作ってみた 【無料配布】】
の記事で作ったものです!よろしければ参考にどうぞ♪
まとめ
・オーディオの音量が小さい時にノーマライズ機能を使用すれば適切な音量に処理してくれる
・最大のレベルを-1.00dbまでにすることを忘れずに!!
私はCubaseのノーマライズ機能を知る前まで、フリーソフトのsound engineというものを使用していました。
オーディオ化したmidiデータをわざわざsound engineに読み込んで、ノーマライズを行いアウトプットしたものを再びCubaseに戻すという大変な作業をしてましたねw
今思うと、なぜもっと早く気づかなかったんだよ!!と思います。。。
(フリーソフトにもある機能なのにCubaseに無いわけがない...)
私がこの機能を使うときは、分解したドラムトラックのハイハットやタムなどの小さい音、またはボーカルをMIXするときですね。
特にボーカルは曲の華なので1番力を入れたいところ!
音量が小さいままコンプをかけて音圧をあげても聴きづらいMIXになるだけです。
音が大きくなりすぎてしまったときは、ボリュームのフェーダーで下げればいいのです。すごく簡単な作業ですよね?
まずはノーマライズ→EQ、コンプといった作業に入りましょう♪