ドラムの打ち込みでビートのMIDIパターン作ってみた 【無料配布】
2016/05/15
前々からドラムの打ち込みの記事をもっと書きたいなあと思っていて、やっと実現することができました!!
今回はドラム打ち込みにおけるMIDIパターンを基本パターン+αで作ったので紹介させていただきます!
タムに特化したMIDIパターンも作ってみたので合わせてお読みください!
「ドラムの打ち込みでタムのMIDIパターンを作ってみた!【無料配布】」
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基本パターン編
まずドラム打ち込みに欠かせない基本的なパターンをどうぞ!
2ビート
こちらのリズムパターンはみなさん良く耳にする2ビートパターンです。
ポップスやロックに良く使われてますよね!
ハイハット、スネア、キックが安定し、
いろいろな音楽ジャンルに馴染むパターンになっています。
ハイハットは常に一定なので打ち込みの際は
抑揚をつけて演奏感をだしたり、裏打ちをしたりすると効果的です。
また小節が切り替わる部分で
スネアでフレーズをいれたりタム回しをしたりすると曲の展開が面白くなりますね!
こちらの記事の曲も2ビートにしています。
8ビート
こちらも基本中の基本パターンですね!
オープンハットとクローズを繰り返してみました!
よくバラード系の遅めのテンポに使われるのを耳にします。
このベースラインには8ビートより2ビートのほうがしっくりきますよね??
16ビート
16ビートのMIDI画面とオーディオです。
16ビートとは何かという疑問を持っていらっしゃる方が多いのでざっくり言いますと。。。
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8符音符中心にリズムを刻んでいるのが8ビート
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16符音符中心にリズムを刻んでいるのが16ビート
オーディオを聴くとハイハットが8ビートに比べて2倍の量になっているのが分かりますか?(分かりやすいようにテンポを遅くしました)
個人的に16ビートの打ち込みはBPMが速い曲や曲の展開の変わり目(Aメロ1は8ビート→Aメロ2に16ビート)に使うと効果的だと思っています。
どうしても16ビートを中心に使ってしまうと曲が淡白になってしまい、聴者も飽きてしまうことが非常に多いです。
なので16ビートパターンを曲に盛り込む場合は、タムを少し入れてみたりして自分なりの工夫をしてみるといいです。
4つ打ち
こちらは私が1番使っている4つ打ちです!
4つ打ちとは?
主にダンス・ミュージックにおいてバスドラムにより等間隔に打ち鳴らされるリズムのことを指す。曲の中でバスドラムを使い、1小節に4分音符が4回続くリズムであることからそう呼ばれる。ディスコとエレクトロニック・ダンス・ミュージックで多用されるビートである。簡単に言えばダンス・ミュージックにおいて「ドン・ドン・ドン・ドン」と延々と低い音が入っていれば、そのことである。
引用 wikipedia様
解説
こちらの4つ打ちは引用文に書かれている通りダンスミュージックに多用されています。
私は音楽ゲームのBEATMANIAシリーズの曲が大好きなのですが、その中でも非常に多く使われているのが分かります。
特徴として挙げられるのが、キックとスネアを重ねその間にハイハットを叩くことです。
4打ちはその特徴的なリズムからBPMが速い曲に非常にマッチします。
逆に言えばバラード系などのゆったりとした音楽向きではありません。
使い方も非常に幅広く、刻みのアレンジもしやすいのであらゆる場面で大活躍します。
音と音の間が狭いので盛り上がる場面(サビ、イントロ)など迫力をつけたい箇所にはもってこいのパターンですね!!
4-3ビート
この4-3ビートとい名称があるのかは知りませんが私が勝手にそう呼んでいます(笑)
ただ単純に4拍子の中に3リズムがあるだけです。
このビートが使われている音楽は結構ありますよね?ただ曲の大部分に使うことはあまりしないと思います。
多用してしまうとせっかくいいメロディーなのにドラムがしょぼいってことになりかねません。
使いどころとしてはBメロの1小節だけ使うとかCメロの不安定な場所に使うなどあります。
曲の盛り上がりを助ける役割としては十分ですね、
曲によっては面白く使えそうですし!
アレンジしてみたよ編
一般的によく使われる基本パターンはここまでにして応用編にいきます!
ドラムソロ系
後半やり過ぎた....orz
パターン考えているときにはっちゃけた感じのパターン(?)を
作ってもいいかなと思ったので勢いで作りました(笑)
(まあ作曲に正解なんてないからいいよね??^^)
前半は4-3ビートの応用で後半はスネアとタム回し連打です。
使いどころとしては曲の間奏でドラムをソロにしたい場合のみです!
(前半は結構使いどころあります!)
8ビート 応用
8ビートを少しアレンジしたものです。
スネアの数を減らしてゆったりだけどガツン!と進んでいくビート進行です!
このパターンにはシンバルを入れてないのですが(入れ忘れた)
アクセントをつけたい部分にシンバルを盛り込むと格好いいビートが作れそうですね!
7~9秒にかけて2ビートを応用しています!
このような8ビート+αのような進行は世の中に出回っている曲の中でよく耳にします。
実際に打ち込んでみると無限の可能性を秘めていますよ。
また、作曲家によってそれぞれの個性がでたりします(笑)
注意して聴いてみるとおもしろいものですよ?
ぜひ使ってみてください!!
まとめと無料配布URL
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基本パターン(よくあるパターン)は8ビート、2ビート、16ビート、4つうち、4-3ビート
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基本パターンをちょっと変えてみたりして自分の個性を出してみると面白い
私はDTMを始めた日にドラムの打ち込みの仕方を教本を見ながら勉強しました!
なにもできない自分が初めてドラムトラックにMIDIを打ち込んで再生したとき感動したのを覚えています(笑)
「あぁ!!ドラムが鳴ってる!!ドラムが鳴ってる!!」と心躍りましたね~
大げさな話になりますが
おそらくドラムの打ち込みというのがDTMでは難易度が低く、
さらに形に出やすいのでモチベーションの維持に繋がるのではないかと思っています。
DTMをはじめたあの日にドラムを打ち込んでいなかったら
飽き性の自分は絶対に辞めていたと思います。
DTMの面白さを身にしみて実感しました。
今回作ったMIDIデータは1部アップローダーにアップ済みなのでぜひぜひDLをして自分だけのパターンに改造しちゃってください!
http://www1.axfc.net/u/3515791
なお出来あがったMIDIデータはパートを分解してオーディオファイルにすることを強くオススメします
→【ドラム 打ち込み】 パート分解機能でMIX作業をスムーズに!【Cubase編】
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
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